裏小説
初恋
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〜初恋〜


君との出会いは突然で
君との出会いは必然で…


「今日は妙ちゃんに沢山ハーゲンを買ったな…妙ちゃん喜んでくれるかな?」

九ちゃんはウキウキしながら志村家に向かっていた

バタバタ...


「なんだ?騒がしいな…」

「待ちゃがれ!!桂!!」

「待てといわれて待つ者は居ない!!」

「…桂?聞いたことが…」

ドンッ
出合い頭に九ちゃんと桂がぶつかる


「〜ッたた…」

「すまぬ!!匿ってくれ!」

「!!!?」

グイッ

強引に腕を引かれ
抱きしめる形となった

「〜ッッ!!!?」

いつもなら投げ飛ばす所だがあまりに急過ぎて九ちゃんは反応出来なかった

「すまぬ」

顔と耳元が近い為に
息が九ちゃんの耳に当たる

顔が赤く染まる

バタバタ…
「かーつらぁ!!糞ッ!!」

「あっちか!?」

バタバタ…

「……よし行った…すまぬ…あれ?おぬし?」

「ふにゃ」

ぱたり。

「おいっ!?」

九ちゃんはあまりのドキドキに気を失った
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